企業研修としても活用!電話対応コンクールとは?
「電話応対コンクール」というものがあるのをご存知でしょうか?
電話応対コンクールとはその名のとおり電話対応のスキルを競うコンクールです。
主に声の大きさやスピード、間や発音、相づち、馴れ馴れしさを審査し、コミュニケーションスキルをチェックします。さらに話し方だけでなく、受話器の置き方や態度まで審査されるものです。
実際どのような方がコンテストに参加しているの?
実際に電話応対コンクールに参加するにはどなたでも良いというわけではありません。
各地区大会の予選に始まり、都道府県大会の予選を勝ち抜いた方で競います。
各地区大会にはどなたでも参加でき、参加料は一般の方で3000円となります。主催している日本電信電話ユーザー協会の会員となっていれば、無料で参加することもできます。
お申し込みや参加料は、都道府県ごとの日本電信電話ユーザー協会各支部のホームページから確認できます。
参加されている方や企業は、お客さまへの応対品質向上を目標 とし、自社だけで判断できない外部視点によるチェック で顧客満足日本一を目指し参加しています。
電話応対コンクールに一度参加された方は、さらなる高みを目指して再度参加し、良い結果を出せるよう向上心を持って日頃のお仕事にも取り組んでいます。
審査基準と次回開催予定
審査基準は極めて厳しいものになり、第一声から最後の挨拶、日頃の会話の癖や馴れ馴れしさなど細かな面までチェックされています。6つの項目があり、100点満点で審査されます。
項目は「最初の印象」「基本応対スキル」「コミュニケーションスキル」「情報・サービスの提供」「最後の印象」「顧客満足評価」となりスキルや情報・サービスの項目に得点の重点が置かれています。
各地区大会は毎年6月ごろ行われています。しかし各地区により開催日程が異なりますので、都道府県ごとの日本電信電話ユーザー協会各支部のホームページで確認することをお勧めします。
今年度(2017年)の全国大会の開催は、11月17日(金)に新潟にある、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館で開催されます。
まとめ
大会に向けて各営業所の出場者が一箇所に集まり研修を行うなど、大会で実績を残すことに力をいれている企業も多くあります。
ほかに、顧客満足につながる「丁寧・明確・迅速」な対応が身につくということで今後も様々な企業から注目を集めそうです。