ビジネスの場で大活躍!クッション言葉を使えるようになろう!
クッション言葉とは、相手に何かを依頼したり、断ったり、異論を唱える場合などに言葉の前に添えて使用する言葉です。
特に電話応対の場合だと自分の態度を見せることができないので、クッション言葉を使用することで相手に丁寧な印象を与えることができます。
クッション言葉はコミュニケーションを円滑にする
クッション言葉はビジネスの場において必要不可欠なものです。クッション言葉はうまく使用することで直接的な表現を避け、丁寧で優しい印象を相手に与えることができます。
否定的な言葉や相手に依頼する言葉を述べたい場合でも、相手に失礼にならずに自分の意思を伝えることができます。
なかでもその効力は自分の態度をあらわすことができない電話応対の場において発揮されます。電話の相手に失礼の無いように依頼するとき、また否定的な言葉を述べる時にクッション言葉を使用することで、相手に失礼な印象を与えることを避けることができます。
例えば相手の依頼を断る際、ただ「お断りします」と言うよりも冒頭に「申し上げにくいのですが」を付けることによって相手に丁寧な印象を与えられます。
このように、伝える内容の前に添えるだけで好印象になります。
代表的なクッション言葉一覧
代表的なクッション言葉を紹介します。
- 「恐れ入りますが」
- 「申し訳ございませんが」
- 「失礼ですが」
- 「早速ですが」
- 「ありがたいお話ではございますが」
- 「身に余るお言葉ではございますが」
- 「差し支えなければ」
- 「お手数をおかけしますが」
- 「できましたら」
- 「申し上げにくいのですが」
- 「お言葉を返すようですが」
このように相手に丁寧な印象を与えることができるクッション言葉ですが、多用してしまうと逆に失礼になってしまいます。
例えば、何かを依頼するときに依頼内容の冒頭に「お手数をおかけして」「恐れ入ります」「申し訳ありませんが」というクッション言葉を重ねてしまうと、へりくだりすぎてまわりくどい印象を与えてしまい、逆効果になってしまいます。
相手に丁寧な印象を与えたいばかりに多用するのは避けましょう。
まとめ
クッション言葉を適切に使用することで、相手とのコミュニケーションを円滑にすることができますが、状況別に正しく使用してこそその効力は発揮されるものです。
もちろん、言葉だけでなく相手を敬う心を大切に持ちましょう。
例え電話越しでも、敬う心を持たずに言葉だけ使用していては、相手に失礼にあたります。
相手を敬う心を持ったうえでクッション言葉を使用すれば、あなたの誠意は伝わるでしょう。